曽根です
車検が来ちゃったんでお願いします。。。
走ってきてエンジン止めるとなかなか再始動しない・・・なんてことが続いてあまり乗らなかったとのこと。
あまり乗らなかったんで今日はバッテリー上がりでJAFにつないでかけてもらってご来店です。
で・・・出ました再始動しない病。。
今走ってきたばかりなのでセルモーターは元気に回りますが掛かりません・・・
こういう時はエンジン掛からない間が診断のチャンス！！です。
ECUにフォルトは無し。。
点火信号は出てます。
セルモーター回してる間、燃料ポンプは回ってました。。。
インジェクターから燃料も吹いてますが
もしかするとちょっと噴射量が少ないのかも・・・・とも思って、
インジェクターボディに直接ガソリンを垂らしたけど掛かりません。。
となると・・・やっぱり点火に問題ありかな。。
スパークテスターで見ると火花は出てますが・・ちょっと弱い感じ。。
セルは回ってるけどセルモーターで電圧降下して火花が弱くなってるのかな・・
で、ハンディバッテリーを繋いだら掛かりました。。
点火パワーが弱いようです。
とりあえずエンジン掛かったんでミニモニでECUチェックします。
マルチ画面の数値はすべて基準値内。。。
ただ右下の『77』ステップ値は基準値の中でもやや高め。
バキュームＯＫ
水温 温度制度は水路洗浄のスリーチェックで確認しましょう。。
吸気温
電圧がやや低めなのはバッテリー容量が少なくガンガン充電してるからでしょうか。。
Ｏ２センサーは稼働中。。
燃調補正も基準値。。
エンジン掛かってしまえば止まることはなさそう・・・
やはり始動時の電圧降下で点火パワーが落ちてるのでしょうか。。
このイグニッションコイルはポイント車でも使える１次抵抗３Ωのタイプなので
今回インジェクション標準の１Ωタイプに交換してみることにします。
始動困難はクリアしたので車検の点検始めます。
前回のオイル交換から400㎞しか走ってないのでまだきれいですね・・・
PECSでオイル劣化しにくくなってることもあり、
今回の車検ではオイル交換しなくても大丈夫そう。。
ブレーキフルードの量はＯK。
漏れはなさそうですが、キャメルの車検ではリヤブレーキカップは必ず交換させていただいてるのでフルードは全量交換になります。
車高は うーん2㎝くらい低いかな。。
リヤはノーマルのストラットコーンで車高上げられないんでフロントだけ上げて車検対策ですね。。。
オートマは過去に修理した形跡があります。。
ミッション番号とデフケース番号が違います。。
左前足回り・・・
ボールジョイントに小さなガタがありますがまだ大丈夫。。。
ブーツ切れはありません。
左のタイロッドを上下に油するとガタガタコトコトと大きめな異音と振動があります。。。
ナイロンベアリングは交換が必要です
フロントのハイローキット。。。すでにかなり調整して車高上げてます。。
今回の調整はほぼ限界です・・
是非ラバコン交換しましょう。
右足回り。。 こちらもボールジョイントに小さなガタがある程度で他は大丈夫。。
ノーマルストラットコーンの後ろ足。。。
車重の軽いリヤですが、さすがにペチャンコなラバコン・・です。
燃料フィルターは交換しましょう。
ショックアブソーバーも抜けてます。。
硬いラバコンと抜けたショックで突き上げは強いですね。。
ラバコンは近いうちに交換したいな・・・
じゃ、車検お願いします。。。
天気いいから駅まで散歩しながら帰るよ・・・・と、元気なSIT様。。
サーモスタットの閉じ具合は良好です。
88度でしっかり開きました。
水温センサーの精度も良好です。
排水しましたが、汚れはほとんどありませんでした。
ラジエターコア内部も綺麗です。
LLCとクーラントブースターを入れて、水路洗浄完了です。
10月30日、かじかわの追記です。
割れてしまったステアリングラックナイロンベアリングを交換します。
タイロッドにはしっかりグリスアップ。
シューは鳴き止め加工をして、
一旦着地。
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