|;ω;)ノ緊急事態宣言は今月末で終わりませんでしたね・・・明けない夜はない？石川です。
前回オイル交換とクランクセンサー交換したTKU様。
走行中に突然ストールしてしまったとレッカー入庫です(´；ω；｀)
原因追求していきます。
しばらくお待ち下さい。
5 月 31 日、かじかわの追記です。
今のところ再始動はするので、ひとまず ECU 診断をします。
吸気温センサーのフォルトコードが記録されていますが、センサーが付いていないため、これは無視します。
マルチ画面も問題有りません。
MAP センサー値も正常範囲内です。
水温センサーは動作しています。
吸気温はセンサーが付いていないため、35 度固定値です。
バッテリー電圧も良好です。
O2 センサーも動作しています。
燃調補正も働いています。
クランクセンサーは前回交換しているため今回はシロ、ということでイグニッションコイルをテスト用のものに交換してみます。
症状は変わらず、空吹かしさせるとバリバリと異音がします・・・。
お店の周囲を少し試走してみましたが、2,500RPM から加速していきません。
オイル下がりの状態が続いたため、バルブの密着度が低下しているのかもしれません。
圧縮を測ってみることにします。
1 番、13.5kg/cm2。
2 番、12.9kg/cm2。
3 番、13kg/cm2。
4 番、14kg/cm2。
純正エンジンにしては全体的に高い数値です。
プラグですが、4 本とも黒いですね・・・。
燃料、圧縮、火花・・3要素は満たしているはずなんですが・・
吹かした時のエアクリーナーからのバリバリ音は吸気側への吹き返しだもんなぁ・・
もしかすると薄っすらガスケットが抜けかかってる・・なんてこともあるかもね。。
6 月 5 日、かじかわの追記です。
圧縮測定の結果は一見抜けているようには思われませんでした。
が、測定はクランキングで行うため、回転数が上昇した時の抜けが無いとは断言できないため、ヘッドを外して点検してみます。
ブロック側の 1 番、2 番、
3 番、4 番。
長年オイル下がりの状態まま走行していたため、かなりカーボンが堆積しています。
3 番ピストンにはオイル溜まりができている程です。
先にこちらを綺麗にしておきます。
ヘッド側も真っ黒です。
2 番と 3 番にかなりのオイルが付着していました。
ビチョビチョです。。
排気ポートは真っ黒で凄いことになってます。
オイル、カーボンまみれです。
バルブを外してみると、景色が変です。
排気側にカーボンが堆積しすぎて、ほとんど塞がれた状態・・・。
耳垢が溜まりすぎて音が聴こえな～い っていう状態と同じ。
デューターを使い、固まったカーボンを地道に取り除きます。
結果、これだけのカーボンが取り除けました・・・。
排気ポート君、スッキリしたことでしょう。。
清掃前、
清掃後、改めて比較するとこれだけ違います・・・。
ようやく見慣れた景色に戻りました。
バルブの密着改善でこのあと擦り合わせしますね。。
オイル下がりも放って置くとこうなるとは・・・、今回初めて見ました。
風邪もこじらすと大病になるっていうケースでした。。
6 月 6 日、かじかわの追記です。
バルブの当たりを合わせます。
長年放置されてきたステムシールも、ようやく交換です。
ヘッドガスケットも交換します。
トルクレンチでスタッドボルトを締めます。
サーモハウジングも外したため、ガスケットを入れ替えます。
タペット調整をします。
明日以降、走行点検をしてみます。
6月7日追記
ポコポコ音 完全になくなって快調になりました
試運転に行ってきます。
うーん気持ちよく吹けます。。普通のMINIになりました
続く。
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