歴史のことやモディファイのこと……。
ミニに関する基礎知識はたくさんあるけれど
実はよくわかっていなかったり
ちゃんと考えたことがないことってありませんか?
そんないまさら人に聞けない疑問に
編集部お答えします!第10弾
歴代ミニのインパネはどんなのがあるの!
’80s-’90sインパネご紹介!
ミニのインパネといえばセンターメーターが定番だが
’80年代に入ると、モダンな3連メーターに一新。
しかし、おなじみのウッドパネルに至るまで、紆余曲折があったのだ。
1980-1990 MINI1000
モダンスタイルのインテリアとして’70年代に登場したクラブマンから採用された、
プラスチック製の3連メーターパネル。その後も基本的なレイアウトを変えることなく
最終モデルまで踏襲される。
1991-1995 1.3クーパー/メイフェア
インダッシュクーラーが標準装備されたことで
クーラースイッチとグローブボックスがセットされた。
クーラー吹き出し口直下には
オーディオの設置スペースが設けられている。
また、インジェクション化されたことで
スイッチパネル左端のチョークノブが消えたほか、5連スイッチとなった。
1995-1997 1.3クーパー/メイフェア
基本的なレイアウトは変わらないものの
クラシカルな高級感を演出するため
プラスチックだったインパネがウッドパネルに変更。
1997-2000 1.3メイフェア
3連メーターにメッキリムが取り付けられたほか
左上にSRSエアバッグのインジケーターランプが設けられている。
エアバッグ装備によりハンドルの形状が大きく変わったほか
前面にクラクションスイッチが装備された。
また、ヘッドライトスイッチがウィンカーレバーに移設されたため
スイッチパネルが4連になった。
1997-2000 1.3クーパー
インパネに違いはないものの
ステアリングは2トーンカラーとなり
中心には月桂冠のマークがあしらわれている。
1998-2000 1.340TH
40周年記念モデルでは
エンボス加工されたアルミパネルを採用。
これまでとは異なる洗練された雰囲気を演出している。