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SBoM第3戦、レースには参戦できませんでしたがスポーツ走行枠でサーキット復帰を果たしてきました。とは言っても上限5,000rpm、アクセル開度50%までで、あくまで慣らし運転で!という厳しい縛りプレイでしたが涙

そして天気も無情の雨模様。このボディをいきなり雨に晒すという現実も神経すり減らしてくれます。マシンですからね、走らせないと意味の無い子ですから、と自分に言い聞かせながらw

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点火系は結局デスビ仕様です。300度という開度の大きなカムの割には900rpmくらいで安定にアイドルしてくれますし、デスビ仕様も意外に行けますね。

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燃料タンクは満タンにして臨みました。

安全タンクって、中にスポンジが入ってるのでガソリンの残量がわかりにくいですね。割り箸を上から突っ込んで濡れている範囲で残量を読む、とか・・・そんな工夫が今後は必要かもしれませんw

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ボディサイドの給油キャップはダミーです。これ無くても良かったんじゃないかな。

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まだ29番ゼッケンを張ってないので、運営から頂いた本日の番号をハリハリしております。この作業も久しぶりな気がしますw

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走行前の打ち合わせ。

アクセル開度50%まで、リミットは5,000rpmまで、アクセルはガバッと踏まないでジワッと踏んで違和感なく回るか確認するに留めるように・・・と、厳しく指導を受けておりますw

えー、とりあえずタイムアタックしてみたいんだけど、とは口が裂けても言えませんでしたw というか、実は実際に座ってみるとクラッチが遠くて操作しづらいということが分かりましたので、ガチのアタックは出来なかったという事情もあったりします。

シート、一度はフィッティングしたんですけどね、・・・そういえばその時はまだクラッチ配管つないでなくて、クラッチだけ踏んでませんでした。アクセルとブレーキだけ踏んで「これでOK」って判断しましたね確か・・・失敗でした。クラッチってペダルの中で一番奥まで踏みますもんね。日常生活でAT車ばっかり乗ってるのでクラッチの位置感覚忘れてたのかもしれません←

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クラッチが遠くても走ります。10ヶ月ぶりですからね、そりゃあ走るでしょうw

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縛りプレイなので1分20秒台のペースで、でもその範囲の中で感覚を取り戻すべく可能な範囲でメリハリ付けながら周回を続けました。

2速でコーナー抜けたらその段階でもう5,000rpmですからね、シフトアップしていってもアクセルをちょっと気前よく開けようもんならあっという間に吹け上がってこの日のリミットを超えてしまうので、慎重に慎重を重ねた運転になりました。

A/Fも過剰に濃いめ、点火時期も限界まで安全方向で、とりあえず変な挙動無く全回転域で走れることを確認し、その状態で可能な限り慣らし運転したって感じです。その慣らし運転には僕自身のリハビリも入っておりますがw

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コーナー手前でのブルーフラッグとホワイトフラッグ、ありがたかったですね。皆様ご迷惑をおかけしました。

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写真見ていて気がついたんですけど、

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運転席側の窓、開いてますね汗 運転席側の窓は閉めるのがルールです←

ヘッドガード付きのシートって初めてなもので、なんか横方向への注意がおろそかになったんでしょうかね。というよりは平静を装ってましたが結構テンパっていたんだろうなあw

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撮影はキャメル軍団のオートマ団長ことMCZさんです。ありがとうございました!

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アクセルを踏めないストレスはともかく、ボディがしっかりしたことによる安心感は凄いものがありますね。イメージとしては「戦車」?w 多少の轍があろうとも一寸たりとも軋まず逆に地面を踏みにじって・・・この場合はタイヤを撓ませサスペンションを動かしながら我が物顔で進んでいく、という感じです。

戦車という印象から、ボディは頑丈になったと同時に相当に重くなったのでは無いかと心配しておりました。ケージだけで40kgくらいありますからね。ノーマルのMk1の車重が635kgらしいですが、いろいろ外して軽量化した分がケージの追加で逆に増えて700kg近くあるんじゃないか、と心配していたのですが。

ヨシヨシさんが「車検場で測ってみればいいじゃん、オレ、ちょっとストックマンさんに声かけてくるよ!」とフットワークよく段取りしてくれまして、車重を測って頂けました。

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ちなみに車検場のエリアは写真撮影禁止ですので念のため←

車両重量で628kgです。意外に軽いです。

30Lのタンクがほぼ満タンで約27L入っているとして、ガソリンの比重が0.75なので約20kgです。となると車体重量としては608kgですか。先述したとおり、ケージだけで40kg近くあることを考えるとかなり頑張って軽量化していることがうかがえます。一度ドンガラにしてから作り込んであるので徹底的に作り込めてるってことなんでしょうか。
これでまだトランク、ボンネット、ドアはスチールのままですからね。今後の夢が広がりますw

ちなみに、Mk1では997クーパーが584kg、クーパーSが635kgです。高年式のミニでは710kgまで増えているそうですので、やはりMk1って軽いですよね。

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前輪荷重は394kg。全車重の64%が前輪に乗っているという・・・やはり相当にフロントヘビーなのは変わっておりません。というかボディ軽量化した分、余計にフロントヘビーな傾向は強まったんじゃないかな、と。

ちなみに、フロント荷重も測っておいた方が良いんじゃないかとアドバイスをくれたのはタートルの工場長でした。なぜか皆さん集まって頂いておりましたが・・・皆さん興味津々なんですねw

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例えばピット前に停めて整備を始めたりすると・・・、

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オッサンホイホイですw

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ミニマニア、メカフェチが釣れる釣れるw

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皆さんが地面に這いつくばって見ていたのがこちら。

僕自身も知らなかったんですが、牽引フックが付いていたフロントサブフレームのネジ穴が上にズレてボディの穴から見えなくなっているんですよね。
何が起きているかというと、サブフレームのマウント部を削って低くして、ボディに対してエンジンごと上に移動させています。エンジン、フロントサスペンションの対地アライメントを変えずにボディだけ低くしたと言い換えることも出来ます。思い切った工夫ですよね。

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フロントのストラットタワーのボディ側にも工夫がありまして。

普通はデカいボルトでストラットタワーのセンター部分をボディ側に固定していますが、センター部分は穴を開けて、その前後の2本のボルトで固定するように造り変えてます。

この穴の目的は?

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なんとこの穴にレンチを突っ込んで回すとフロントの車高調整が出来るんですよ。現場で簡単に調整ができるような、まさにレースを意識した工夫ですよね。

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ちなみにこちらが調整前。フロントの車高がベタベタに落ちておりました。

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調整後がこちら。すこし常識的な車高になっております。さっきの方がカッコはいいな←

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てな感じで、実際に動かしてみて不具合をいくつか見つけ出しながら車と自分の慣らしを進めた一日でした。が、どちらも慣らしが全然足りておりません汗

このままだと第4戦も同じようなおっかなびっくり状態で臨むことになりかねず、どこかで集中的に「真剣な交際」をしないことには信頼関係が築けない気がしておりまして、そんな機会を得るべくいろいろ画策しておりますw

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