ミニ修理中につき謹慎中のみくた50歳です(もういいってw)。

エンジンOHの経過を書こうと思っていたのですが、FIAボディのウケが良かったのでそちらの紹介を先に書こうと思います。

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1964年型の850 Mk1をベースとして、三和トレーディングさん監修の元、英国のビル・ソリスさんの手によってレストア&ビルドされた個体です。三和トレーディングさんのHPでの紹介はこちらおよびこちら

ビル・ソリスさんはエンジンチューナーでもあり、レース車両のビルダーでもあると同時にミニ・ミグリアのチャンピオンでもあるという多属性なレジェンド、ということを僕自身は最近になって知りました。いや〜・・・大変な個体ですな(汗

ボディはFIAのAppendix K・・・補足K条項に準拠して補強され、足回りや補機類もそれに準拠したものが選ばれ組まれています。1964年型という年式を含めて、そのまま英国のヒストリックレースに参戦できる構成です。・・・8ポートヘッドのエンジン摘んだらダメだと思いますがw

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ウィローグリーンという大人しめのボディカラーも相まって、パッと見は普通のMk1ですが、

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後ろから見るとロールケージの存在感が半端ありません。ちなみにケージもT45のFIAスペックとなっています。スカート下に追加されたストップランプが愛らしいですねw

大人しそうな、と表現しましたが、実はこの色はスイフチューンのワークスミニと完全におそろいだったりします。はいプレッシャーw

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室内は恐ろしくスパルタンな状態になっておりますw

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乗車を拒むかのようなサイド部分のケージ。でっかくバッテンを示されているようで怯みますw

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バッテン部分を避けるために縮小加工されたドアのサイドポケット。

機能的には徹底的に補強しつつ、Mk1らしい部分は残すというメリハリが嬉しいです。

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助手席側から眺めたコクピット。

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ロールケージのボディとの接合は全て溶接です。

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リア側は更にジャングルジム状態です。

シートベルトの肩ベルトは、リアシェルフではなく、ロールケージの水平バーの部分に取り付けられてます。

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シートベルトの腰ベルトとクロッチベルトはフロアに追加されたレール上のアイボルトに固定されてます。

これならば干渉して緩むこともありませんね。

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ロールケージのリア側の集合部分。

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サイドポケットは残されていて、その中を通すように組まれています。

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センターメーターと、運転席正面に櫓状に組まれたタコメーター。

センターメーターの外側をぐるっと回っている配管は、リアへ向かうブレーキフルードの配管です。

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ヒーターは装備されてますね。シンプルな足元です。

助手席側のセンタートンネル横をブレーキ配管が通ってます。

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助手席側のリアには消化器の固定ラックが。消化剤を分配するための配管(黒いパイプ)も設置済みでした。

リアブレーキの配管は未開通のまま残ってますが、ここまでのクオリティ&雰囲気を維持したままリアブレーキまでつなげて開通させるのがP師にとって最初の試練になることでしょうw

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ロールケージを乗り越えて運転席に収まってみました。はい、腰が痛いです。おまけに足がつりそうになりました(汗

バックスキンの大径ステアリングが個人的には目新しいです。今まで小径ステアリングを使ってきたので・・・慣れるまで時間がかかりそうです。

そして僕の座高だとタコメーターがちょうどステアリングに隠れてしまうという(涙。

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シートに座ったまま左側の手元に目をやればスイッチボックスが。

5点式ベルトで身体を固定していても必要な操作が無理なくできるようになってます。クラッシュした場合にも身体をぶつける心配の無い位置に設置されているってのも嬉しいですね。いや、もうクラッシュするつもりは無いですけれどもw

続きます!

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