’88 ROVER MINI 1000 AUSTIN SEVEN style

大学時代に知人がミニに乗っていたことがきっかけで
長年ミニに憧れていたというAさん。
往年のヴィンテージモデルから走りを意識したクーパー
快適な高年式までさまざまなミニが存在する中
Aさんはあえて’88年式のミニ1000を選んだ。

「速さや加速力を追い求めるよりも
ゆったりトコトコと街乗りを楽しみたくて、1000ccのミニを選びました」。
ミニ1000本来の軽快な走りを損なわないよう、
機関部には一切手を加えていないとのこと。
スタイリングはコスミックの6Jホイールと
レーシングワイパーでレーシーさを演出しながらも
マッチョになりすぎないようグリルマフラーやMkIテールで
クラシカルにまとめている。
マーシャルのヘッドライトは
ミニ仲間がつけていたのを見て興味を持ったが
その希少性から手に入れるまで苦労したのだそう。
友人から譲り受けたというルーフキャリアは
吸盤式ではなく、金具でドリップレールを挟み込んで取り付けられている。

「はじめは可愛らしいデザインが気に入ったので
アクセサリーとしてつけていました。
ただ、荷物が多かったり、仕事で使う木材を運ぶときにとても便利で
いまではかなり重宝してますね」。
仕事やプライベートでも愛車を走らせているというAさんは
もうミニが居ない生活は考えられないという。

「信号待ちのときなどに、
子供がミニに気づいて喜んでくれるのもうれしいですね。
大事に扱って、コンディションを維持しながら永く乗り続けたいと思います」。