故障に気づくのはいつも雨の日・・・

ミニのワイパーは小振りで動きも可愛いものだが
やはりモーターとリンクを使ってワイパーを作動させている以上、いつかは故障する。
しかも故障しているのに気付くのは大抵雨の日
ワイパーを作動させようとした時だ。
ワイパーゴムが傷んで拭き取りが悪いのもイライラすることがあるが
それも雨が止んでしまうと忘れて放っておいてしまうこともある。
ウォッシャー液が無くなっているのに気付くのも
雨の翌日などウインドウが汚れている時だ。

そんな思いをしないためには
日頃からワイパー回りの点検やメンテナンスを行なってやりたい。
洗車のついでにワイパーの作動
ウォッシャー液の量をチェックする習慣を付けてもいい。
オイル交換している間に、ワイパーの状態をチェックしてもいい。

間欠ワイパーが装備されていないことから
後付けで実現するリレーキットも販売されていた時期もある。
視界が悪いと、雨の日のドライブはさらに疲れる。
ウインドウコーティング剤も最近はより強力で長持ちするモノや
手軽でそこそこ持つモノなど選ぶ選択肢も増えた。
ミニのワイパー環境は必ずしも良くないので
オーナー自身が工夫して快適なレイン・ドライブを楽しんで欲しい。

ワイパーのチェックとブレード交換
1/ミニのワイパーアームはシャフトに差し込まれているだけだ。
よって取り外すにはワイパーアームを立てて引っ張るだけ。
メッキワイパーへの交換も簡単なのだ

2/通常のワイパーブレードは一般的な
Uフックタイプで装着されている。
交換するためには工具は必要ない

3/クリップを握ってアームの先端をブレード側に
引き込むようにしてフックを外して抜く。
取り付けは逆に最初にブレードの間にU字フックを通すのだ。
慣れないと分かりにくい

4/メッキワイパーの場合は、
差し込んでツメで固定されているので
外す時にはストッパーを押えながら引き抜く

5/ワイパー交換というとブレード丸ごと換える場合が多いが
実はゴムだけでも販売されていて
ブレードのスタビライザーがヘタッていなければゴムだけ変えても効果は同じ。
交換は端のストッパー部分から引っ張るだけだ

6/ゴムだけ交換する場合は
断面形状と長さがあっていることを確認する。
断面もいろいろなサイズや形状があるのだ

7/ワイパーのシャフトを固定しているナットも
ワイパーを回転させていると緩むことがある。
アームを外したついでに締まっているか確認する

8/ワイパーモーターはエンジンルームの右奥にある。
ケーブルをガイドしているパイプがしっかり固定されているか
根元のナットの締め具合をチェックする