いまさら聞けないミニのアレコレ。21

歴史のことやモディファイのこと……。
ミニに関する基礎知識はたくさんあるけれど
実はよくわかっていなかったり
ちゃんと考えたことがないことってありませんか?
そんないまさら人に聞けない疑問に
編集部お答えします!第21弾

塗装面の剥がれやダメージを放っておくとどうなるのか?
塗装の剥がれによる地金の露出により、サビが出てしまい
それを放置しておくことにより浸透したサビがボディ全体を侵食してしまう。
塗装の小さな剥がれも、タッチアップするなど対策を施すなどして
ダメージを最小限に抑えよう。

色を変えるだけがオールペンではない?
オールペンといえば
ドレスアップなどボディカラーの変更が目的だと思われがちだが
高年式モデルでも生産からすでに20年近く経過しているミニの純正塗装は
前述の理由から、激しく劣化してしまっている場合が多い。
そうした塗装面のリフレッシュやパネルのダメージを補修するために
同色でのオールペンをおこなうことがある。
まれに、劣化が目立つ部分塗装をおこなうこともあるが
その場合はあとから塗り直した箇所が
純正塗装の劣化でかえって目立ってしまうことがある。

新品のボディパネルはもう手に入らない?
もちろん当時のリペアパーツという訳ではないが
現在はミニ以外もヘリテイジトラストという会社により
新品のパネルが製作されている。
各部が設定されており
ダメージ修復やレストアの際には、大いに役立っている。

ホワイトボディとは?
本来、ボディのみが
工場からなにも架装していない状態での出荷というは
使用不能になったボディの補修部品や
ラリーやレースといったコンペティションユースといった
特殊な場合での出荷があったものを、ホワイトボディと呼んでいた。
現在では完全に補修部品として
大小のボディパネルを含めサブフレームまでがあり
ホワイトボディもラインナップされている。