AUSTIN MINI MkII COOPER style

 

クラシカルな雰囲気を高年式の性能で楽しめるのは

ヴィンテージ仕様がモディファイのスタイルとして確立されている

ミニならではの魅力だといえる。

Hさんの愛車もまた、インジェクションモデルをベースに製作したMkIIスタイルだ。

Hさんによれば、ナローボディのシルエットやフェンダーミラーなど趣あるディティールに加え

MkIとは異なるスクエアな形状のグリルがお気に入りだという。

内装はオリジナルのレイアウトをキープしつつも

ライニングやカーペットはすべてリフレッシュ。

純正シートには、お子さんがまだ小さいということで

カバーを被せてオリジナルの表革を保護しているという。

純正の座り心地は、将来の楽しみとしてとっておいてあるそうだ。

スタイリングにこだわりを見せるHさんだが

注目ポイントはこれだけにとどまらないという。

というのも、Hさんのミニは’96年式をベースにしながらも

エンジンはオーバーホール済みの’97年式のもの、つまり同時点火式に換装しているのだ。

「ベース車両を選んでいるときに、キングスロード名古屋の後藤代表に相談したところ

ボディシェルは’96年以前の方が品質がいいけれど、エンジンは’97年以降の方が信頼性が高いということで、載せ換えました」。

そうして、クルマとしての品質も満足できる1台を手にすることができたHさんだったが

ミニを迎えるにあたって、ご家族はどのような反応を示したのだろうか。

「ミニを購入する前に、家族全員で試乗したんですけれども、

最近のクルマにはない乗り心地にみんな喜んでくれましたね。

それ以来、みんなミニを大好きになってくれて

休みの日は家族そろってイベントに参加するようになりました。

納車前はキングスロードのキッズイベントにも参加していましたが

お店の雰囲気を見ていても、子どもたちだけでなく

大人のお客さんやスタッフさんも、みんなで楽しんでいるのが伝わってきます。

それに、愛車を見ていると、メカニックさんが愛情をもってミニを扱っているのがわかるので

メンテナンスから帰ってきても、待った甲斐があったなと思えます」。

オーナーだけでなく、周りの人も笑顔にするミニの魅力に

すっかり虜になってしまったHさんファミリーなのだ。