MORRIS MINI COOPER 1275S Mkl style

 

街角に佇む鮮やかな純正レッドの

モーリスミニ クーパーS Mkl仕様はNさんの愛車だ。

視線をぐっと近づけて見てみると

さらにこのクーパーS仕様の完成度の高さに驚かされる。

Nさんはこれが2台目のミニだそうで

最初のミニはサーキット仕様にして305やミニジャックといった

サーキットイベントでスポーツ走行を楽しまれていたのだそうだ。

フルチューニングエンジンにロールケージ

足をガチガチに固めて乗っていたが

ミニのドライブフィールが大好きで

普段使いもミニを使いたいNさんにとって

街で乗るのがキツくなってしまったのだとか。

「やり過ぎてしまったものですから、元に戻すよりも

新しいミニを買った方が安上がりだと思って足にしていた軽自動車と

レーシングミニを下取りにしてこのクルマを購入しました」というNさん。

購入したのは高知県のスペシャルショップ「メカドック」。

代表の中村さんは、オールドのミニの歴史やパーツを熟知しているこだわり派だけに

仕上げるクルマのセンスの良さはミニ乗りの間でも定評がある。

このクーパーSを見ても、奢られているパーツや仕上げ方は

時代的整合性という秩序を保ちながら

現代の使い方にマッチしたクルマ作りがなされていることがよく分かるのだ。