歴史のことやモディファイのこと……。

ミニに関する基礎知識はたくさんあるけれど

実はよくわかっていなかったり

ちゃんと考えたことがないことってありませんか?

そんないまさら人に聞けない疑問に

編集部お答えします!第四弾

 

ラリー最強伝説はじまりのS?

33EJB モーリス・ミニ・クーパー1071S

ワークスチームとして初めて登場したクーパーS。

初挑戦となった’63年ツール・ド・フランスでクラス優勝

’64年のモンテカルロ・ラリーで総合優勝を獲得している。

乗員はパディ・ホプカークとヘンリー・リドン。

 

COOPER S最強の1275S最初のマシンは?

AJB44B モーリス・ミニ・クーパー1275S

ティモ・マキネンとポール・イースターの手によって

’65年のモンテカルロ・ラリーで総合優勝を収めたラリーマシン。

ベース車両に1275Sを採用したことに加え、ドアやボンネット

トランクをアルミ合金製に換装し

サイドやリアウィンドウはプラスチックを使用、

ボディパネルに肉抜きを施すことで

ボディを徹底的に軽量化していた。

 

モンテキャリアの元祖は?

LBL6D モーリス・ミニ・クーパー1275S

‘67年のモンテ・カルロラリーで総合優勝を果たした

1275Sベースのワークスマシン。

乗員のラウノ・アルトーネンとヘンリー・リドンのコンビで

翌年のモンテカルロ・ラリーでもクラス優勝を果たしている。

’67年のラリーでは交換用タイヤを積載していた。

このうち、2本のタイヤを積んだルーフキャリアが

モンテカルロキャリーの起源である。