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寒い時期は、少し始動性が落ちますが、・・・、

12月に入りました、師走。

猛暑だったので、その分降雪が少なければ良いなと期待しています。

長期予報だと暖冬とは言えないものの、ひどい降雪に注意するような冬ではないとのことですが。

キャブレター車だと、チョークを引かないとエンジンは掛かってもある程度の回転数に落ち着くまでは吹かしながら、またはチョークを引いて少し走るうちに暖気されてエンジン回転はエンストしない程度に落ち着きます。

セッティングが良いと、チョーク無しでも掛かるし、低いアイドリングを維持しますが、走るには厳しいかもですね。

その点インジェクションミニはらくちんです。

今までいろいろ厄介な故障に出会いましたが、ミニの場合、点火と燃料供給が有れば、基本エンジンは掛かります。

掛からない場合と、掛かっても吹けない、回転数が低い、高い、波打つなどの場合、キャブレターとインジェクションは異なる原因があるわけですが、

古い車好きなな方はキャブレターなら何とかなると思っています。

インジェクションの場合、それが、いわゆるテスターによって、原因は此処です!と出るわけではありません。

エラーとかフォルトとか、テスターに掛けて検出されても、それをメニューからリセットして、皆さんが考えるようなECUの設定が再設定されるような行為は一切行われていません。コンピューターをリセットしました、というのはちょっと意味合いが違うのです。

ですから、テスターを掛けても、故障原因が分からないのは普通です。

そんな修理はディーラーでは行っていませんでした。

センサー類の数値が基本的な設定幅から大きくズレてる場合、センサーそのものがダメになってることはあります。

水温センサーとか、O2センサーとかが、その対象です。でも、冷却水が不足していたリ、O2センサーが煤や燃え残ったオイルで真っ黒だったら、それ自体の故障ではないですよね。

話を元に戻すと、点火しない、燃料が来ないは、はっきりとした理由があります。

そういう場合はテスターは不要です。

エンジンは掛かって走れるんだけど、時々エンストする、というのは、その症状の間隔が狭くなってくるか、時々は時々のまま、の2パターンだと思います。

後者の場合、いつの間にか治ってる事があったり、特に困らない場合はほっといても大丈夫。そもそも古い車なので、震度による接触不良とかもあっておかしくありません。

問題は、燃料も来てる、点火もする、そういう場合です。

燃料が少なかったり、点火が弱かったり、どちらもエンジンが掛かりません。

それは大丈夫そうだけど、掛からない、という場合は、何かに気づいていないか、物理的な要因です。

いずれにしてもオーナーが見よう見まねで解決できる内容ではありません。

詳細について述べるのを控えるのは、実際に車を見ないで判断出来ないからです。

燃料はOKです、点火もOKです、と言いながら、OKじゃない事が普通です。

何処かから空気を吸ってる場合も、外見からは分からない事がほとんどです。

部品を変えてみて故障原因を探る手法は、悪く言えば目くら打ちの最低の修理方法です。

直ったとしても、全く関係のない部品をついでに替えられてしまいます。

お客さんに難しいことを言って修理代稼いでる店は多いです。

確かに古い車なので、チェックした際に替えた方が良いのでは?という個所はミニには絶対あります。

今走ってるミニは2回目の総とっかえ時期に入ってるものも多くいます。10万キロを超えてるものがそうです。

それと、前にも何度も言ってますが、SNSで得た知識で、修理の際に”ここが悪いのでは?”と自己申告するのはやめてください。

100%誤診してしまいます。

プロならプロらしいスキルを身に着けるべきですが、元が整備士ではない人がオーナーのショップは何にも知らずに専門店の看板を揚げて平気なので、ボッ〇クリされてるだけです。

高倉健がお店の整備士だったら、「お車、お預かりいたします。すぐには原因はわかりません、不器用ですから。」なんてねww


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