オリンピックも始まって
雪が降るわオミクロン感染も欧米並みだわで
弊社のブログにも関心薄だと思うんですが、
ミニに乗り続けるなら大切なお話です。
97年以降のミニはベルト幅のあるリブベルトになっています。
このリブベルトがベルト鳴きすることは車種を問わずややこしいトラブルです。
トラブルの原因は、先ずは各部プーリーの山がすり減っている事です。
ベルトとの噛みあいが浅くなればスリップしやすくなります。
スリップするからさらに強く張る、その繰り返しでベルトに掛かる部品の車軸は強いストレスを受けます。
ウォーターポンプの漏水はベルトの張りが強すぎる事で起きやすくなります。
古い車を専門にするメカニックなら、ほどほどに張って、鳴いたら来てください、と言うと思います。
ベルトをチェックして少し張って返します。だから、遠方からくるお客さんの世話は出来ないという店の態度は普通だと思いますね。
ACコンプレッサーは普段ベアリングによって単なるプーリとしての役目しかありませんが、一旦マグネットスイッチが働いてコンプレッサーを回すとエンジン回転数が下がるほど抵抗が掛かります。重い大きな車輪を回すのと同じ負荷がかかると考えれば良いです。
という訳で、ACコンプレッサーのベアリングから異音が出た場合の修理をご案内します。
3回くらいに分けてお話します。