ローバーミニクーパー｜目指したのは、人と被らないオリジナルスタイル【STMコレクション】

by streetmini2021年3月13日2021年3月12日

MORRIS MINI COOPER Mkl style
‘95 ローバーミニクーパー 1.3i

**Owner：Mさん**
昔から車やバイクに興味があり、特にレース（２輪／４輪共）に興味があったというMさん。あまり人と被りたくないので車の場合はホイールやエアロ、車高などは変えるタイプで、ワンオフや特注という物に惹かれるそうだ。この日は愛娘と。

　冬の柔らかい日差しを浴びて、淡いブルーのボディが都市の色合いと不思議に調和する。オーナーのMさんがこのミニを購入したのは去年の9月のことで、それまではミニとの接点はなかったそうだ。

「クルマはずっと好きだったんですが、ミニとは全く縁がなくて。ある時、妻を箕面に迎えに行くことがあって、少し時間があったで時間つぶしのつもりでフラッとインペリアルクラフトさんに立ち寄ったのがすべての始まりです」というMさん。

　代表の辻さんと同じ歳ということが分かり、過去の車歴やキャブレターの話で盛り上がったそうだ。その話のなかで、Mさんが興味をもったのは、中古のミニをそのまま販売するのではなく、エンジン含め車体もドンガラにして一からオーダーメイド感覚で好きなクルマを仕上げてもらえることだった。人と被るのが嫌いなMさんは、自分だけのミニを作るにあたりインペリアルクラフト大阪の辻代表と何度もアイデアを交換されたそうだ。

　そうして決まった基本のスタイルはバンパーレスのMklスタイル。キャブレターにこだわりがあるMさんのために、’95年式のインジェクション車をキャブレターに転換。定番はウェーバーだが、辻代表の推薦でOER勢キャブを装着。内装もほぼ全域にわたり手が加えられているが、特にお気に入りなのは、特注品をワンオフで仕上げたレーシーなメーターパネルだ。ミニは現代のクルマと異なり自分でも作業できるところが多いクルマなので、今後はクルマいじりも楽しんでいきたいというMさんだ。