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ローバー ミニクーパー メンテ|特集 魅惑のキャブ vol.04

点火制御は電子化で…

旧来のECUを残存して点火のみMEMS制御という考え方もある。とはいうものの、せっかくキャブレータ仕様にしたのに過去のものが残っているのは納得できない。新たな点火システムを望みたい。

上段の写真はダイレクトイグニッションにした’97年モデル。トリガなどを装着するために手間もかかり、調整も必要。もちろんトラブルの可能性も増えてしまうことになる。そこで、インジェクション制御の資産をなるべく残した状態で、点火のみ制御を行えるシステムを開拓したという。点火のみ制御するものもあったが、拡張性やコストを考慮してマネージメント全般を行えるECUを用いて点火制御を行う方向で検証している。ほぼ、解答は得ていると東川氏は話す

 インジェクション車のキャブレータ換装で現在ブレイクスルーすべきは’97年モデルに対応した点火システムを開発することだとした。同時点火のシステムとなったことでディストリビュータが装着されていないのである。エンジンブロックが設計変更されて装着箇所が完全に排除されてしまったため、イグナイタを内蔵したディストリビュータを使うことができない。そこで、ミニー関氏とタッグを組んで解決に努めている新東京テクノの東川氏に話を聞いた。
 現在検証をしているのがここに掲載したリンク製のECUなのである。同社の製品にはいくつかランクがあるようだが、4気筒エンジンの制御であれば手頃な『ATOM X』で十分対応可能だという。もっとも、このECUがあればミニを走らせることもできるというので、その機能は必要充分であるということだ。
 点火のタイミングを計るセンサは従来のクランクセンサを使うことができるので、必要なものはECU本体に加えてバキュームセンサとイグナイタ、そして配線を新設するためのカプラである。ピックアップのトリガを新たに装備しなくて良いため、大幅に作業が軽減されるのも魅力。燃料供給は機械式のキャブレータで行いつつも、的確な点火タイミングをコントロールできれば、車輌のセットアップとしてはワンランク上に行けるともいう。
 現在、検証を重ねているとはいえ、最終モデルにも開けてきたキャブレータ化のウェーブ。進展を注視したいところである。

PCを用いて点火の進角、遅角の設定が可能。三次元マップで確認しながらデータを変更することできる。こういった制御が可能なことは扱う楽しさにもつながるだろう。上段のPC画面はデータロギングである。本体もコンパクトで小さなミニには嬉しい。バキュームセンサ、イグナイタ、カプラと併せても小さく収まる。

 魅惑のキャブ特集 終

[協力]MINI DELTA

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