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クラシックミニ【ジョンクーパーミニの基礎知識 05 前編】 ジョン クーパー ミニが1300Sciにモデルチェンジ。チューニングミニ時代をリードした。

‘92年6月には、燃料供給装置をSUツインキャブレターからインジェクションに変更した

ローバー ミニ クーパー1.3iが、日本で発表されましたが、それから半年も経たないうちに、ジョン クーパー1300Sもインジェクションエンジンを搭載した「ジョン クーパー1300Sci」に進化します。


 ミニクーパー1.3iのノーマルエンジンは、インジェクションモデルでは圧縮比が9.6:1から10.0:1に上げられ、最高出力は61ps/5500rpm → 62ps/5700rpmと1psパワーアップ。最大トルクも9.2kg-m/3000rpm → 9.6kg-m/3900rpmと0.4kg-m太くなりました。数字だけ見るとほんのわずか改良ですが、実際にドライブしてみると、数値の差以上にエンジンが力強くなっていました。


 一方、ジョン クーパー1300Sciもモデルチェンジに合わせて性能向上しているはずですが、当時の資料を見てもパワーの表示がないので、数字的にはキャブレター仕様と同じ79psほどだったのではないでしょうか。


 参考までにイギリスのミニクーパーのヒストリーサイトを確認してみると、イギリス仕様のツインインジェクションエンジンの1300Sciでは86psを発生するとありました。86psって今見てもすごい数字です。ジョン クーパー 1300Sciって、ストリートカーとしてはギリギリまでチューニングされていたってことがわかります。
 もっとも当時の新車記事を読んでみると、インジェクションエンジンになったミニクーパー1.3iであっても扱いはそれほど大きくなく、エンジンがマイナーチェンジされました的な扱いでした。

ミニマルヤマの広告。キャブレターモデルとインジェクションモデルが併売されている。
近年ではジョン クーパー ミニをレストアするときに、オースチン ミニ クーパーS Mk-I風にすることもある。
1300Sciのエンジン。イギリス本国仕様の場合、86psの大パワーを発生する。

編集N
自動車雑誌編集者歴30年の、カメラマン・ライター・英語翻訳・動画撮影・動画編集、そして雑誌企画制作もこなすハイパーマルチメディアクリエーター。プライベートではミニメイフェアと30プリウス、フェラーリなどを所有。


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