まだまだこれから精査しなければならないところがたくさんありますが
“お楽しみ”の、シリンダーブロックからクランクシャフト・ピストン/コンロッドの取り外し。
メタル系はそろそろ替え時。良いタイミングでしたね。
測定はこれからですが、クランクの各ジャーナルの状態は良好なようです(^^)
愛弟子が予め測定してあったコンプレッションの数値を聞いた時に、頭をよぎった要因…
見事に的中していました。
数値の低かったシリンダーに収まっていたピストン。
コンプレッションリングが2本ともバラバラです(T_T)
リング溝も蝕まれています(ToT)
写真では全くわからないと思いますが。
ピストンリング頂部付近のシリンダー壁。側圧方向付近が触感で波打っているのが確認できました。
こういう結果も想定しての“お楽しみ”ではありましたが、できればアテがハズレてほしかったですねぇ…
さて。コレを戦列復帰させてやらないとなのですが
ちょっと常識的ではない車両規則に沿ってスリーブを入れるのはちょっといかがなものか…なので
大袈裟ですが、やはり手堅くブロック交換でしょうね(^_^;)
と、ピストン・ピストンリングかぁ…
しかし。この状態で最後に走った5月の岡山998。
決勝ベストラップはトップ車両からたったの0.6秒落ちwww
しかもスターティンググリッドより5つも順位を上げてチェッカーを受けたというミラクルwww
いやぁ、最後まで力を出しきりましたね~