このブログの中でミニや英国趣味車以外の事を取り上げることはあえて避けていたのですが
ココをご覧いただいている殆どのお方はミニのオーナーさんなので…他のクルマの事、あまり関心ないでしょ(^_^;)?
ミニにお乗りの方のアシ車やファミリーカーなどにも起こりうる、またミニオーナー様から実際に時々耳にする事例でもあるので、ちょっとご紹介しておきます。
表題の説明にある通り『クラシックミニ兼業店』ですからw何でもやっております♪
この度ご依頼をいただいたのはコチラのおクルマ。
当店のご近所さんで毎日のようにお見かけしますが、初見のおクルマです。
「このところエンジンが止まりそうになる事が多く、いよいよエンジンが止まるようになってしまって…」
との事。
新車からの経過年数や走行距離で推測出来る原因はいくつかありますが、絞り込みの為の切り分け的作業……あ、この辺りは書くと長いので割愛w
で。原因はココでした。
スロットルバルブ。
スロットルペダルと連動して吸入空気を取り入れるパーツですが、ご覧のように汚れがビッチリ。
このスロットルバルブは電子制御スロットル…電スロなんて呼んだりしますね。
ここ10年ぐらいで採用車が多くなりました。
スロットルペダルとワイヤーで直接繋がれた旧来のそれとは違い、ペダルの踏み込み量を検知してECUによって制御されモーターで動きます。
旧来のスロットルバルブはISCVというバイパス部分でアイドル補正をしている事が多いのですが、電スロはスロットル開度のみで補正……あ、割愛しますw
要はこの汚れを取り除くのですが、その方法に注意が必要です。
安易にエンジンコンディショナーなどブシュ~…だけでは不具合が起こる事があります。
また、清掃後は再学習が必要になったりメーカーによってその手順が違ったり。
意外と厄介なところなのです。
そんなこんなで清掃後の写真は撮り忘れてしまいましたがw
元通り組み立てて…
ココにスロットルバルブが取り付けられます。
この奥(エンジン側)も同様に酷い汚れですが、にわかに清掃は出来ないので
こういうケミカルで洗浄します。
定期的に施工すると好調を維持できますよ♪
最後に
コチラで燃料ラインのクリーニング。
コチラも定期的な施工がオススメです(^^)
作業前はアイドル回転数が400~500rpmあたりをフラついていて交差点などを曲がる時のブレーキングではストールしそうになっていましたが、上記作業後の再学習も完了して規定回転数(この車輌は650rpm)をキープ。アイドルアップ補正などもチェックして、作業完了です。
調子も燃費も良くなりますよ♪
上記で紹介したケミカルはミニにも有効です(^^)
気になるお方は一度ご相談下さいませ。